ギャラリー  ときの忘れもの

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カテゴリ: 夜野悠のエッセイ

夜野悠のエッセイ「瓢箪(ひょうたん)からキューバ−偶然の賜物(たまもの)だったドイツ個展と写真集出版」全4回集中連載〜4

瓢箪(ひょうたん)からキューバ−偶然の賜物(たまもの)だったドイツ個展と写真集出版 <第4回・最終回>味わい深いキューバの詩。来場者との心の交流 <前回までのあらすじ>2013年夏のキューバ滞在の際に撮った写真とムービーが、偶然のきっかけから京都国際写真祭『KY …
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夜野悠のエッセイ「瓢箪(ひょうたん)からキューバ−偶然の賜物(たまもの)だったドイツ個展と写真集出版」全4回集中連載〜3

瓢箪(ひょうたん)からキューバ−偶然の賜物(たまもの)だったドイツ個展と写真集出版 <第3回>写真集を抱え、写真都市ベルリンへ <前回までのあらすじ>2017年夏、ミュンヘンを訪れた際、ギャラリーのオーナーに、2013年に訪れたキューバの写真を見せたところ「ぜ …
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夜野悠のエッセイ「瓢箪(ひょうたん)からキューバ−偶然の賜物(たまもの)だったドイツ個展と写真集出版」全4回集中連載〜2

瓢箪(ひょうたん)からキューバ−偶然の賜物(たまもの)だったドイツ個展と写真集出版 <第2回>偶然から生まれたドイツ個展と写真集 <前回までの>あらすじ>2013年夏に訪れたキューバ。滞在中悪夢のような食中毒になり観光気分から気持ちがリセット、残りの3日間でハ …
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夜野悠のエッセイ「瓢箪(ひょうたん)からキューバ−偶然の賜物(たまもの)だったドイツ個展と写真集出版」全4回集中連載〜1

瓢箪(ひょうたん)からキューバ−偶然の賜物(たまもの)だったドイツ個展と写真集出版 <第1回>悪夢のような食中毒から生まれたキューバ写真 「一見偶然のようにみえるものも、実は必然に導かれている」―2017年7月にパリで急逝されたシュルレアリスムの画家で瀧口修造 …
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夜野悠のエッセイ「書斎の漂流物」第12回(最終回)

夜野悠のエッセイ「書斎の漂流物」 第十二回(最終回)◇「書斎」も漂流する―知の方舟とles épave(漂着物) 書物が言葉を運ぶ方舟ならば、書斎もまた書物を運ぶひとつの方舟である。エッセイ『書斎の漂流物』、今回は筆者自身が漂流物となって、書斎の佇まいの変遷とと …
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夜野悠のエッセイ「書斎の漂流物」第11回

夜野悠のエッセイ「書斎の漂流物」 第十一回◇妖精のディスタンス―瀧口修造の小宇宙 瀧口修造といえば、筆者はまずこの写真を想起する。瀧口修造は1958年、パリ9区・フォンテーヌ通り42番地にあるシュルレアリスムを主導したアンドレ・ブルトンの書斎を訪れた。ま …
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夜野悠のエッセイ「書斎の漂流物」第10回

夜野悠のエッセイ「書斎の漂流物」 第十回◇映像の悦楽、映画の日々−『シベールの日曜日』から実験映画まで 若き時代の「映画の日々」が懐かしい。映画にのめりこんでいたのは、大学時代。東京・池袋のはずれにある3畳一間の貧乏下宿で、東大安田講堂の陥落や新宿騒乱、 …
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夜野悠のエッセイ「書斎の漂流物」第9回

夜野悠のエッセイ「書斎の漂流物」 第九回◇消えたスワンベリ―謎のコレクターK氏とディープな仙台の蛸壺文化 極北のエロティシズム―。スウェーデンの北方の小都市マルメのアトリエに閉じこもり、過剰とも思える装飾的な技法と奔放な造形で、太古の黄金時代にもつながる …
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夜野悠のエッセイ「書斎の漂流物」第8回

夜野悠のエッセイ「書斎の漂流物」 第八回◇キューバからの贈り物―南方への憧憬 書斎の窓を開け放つと急に南方の風を感じたい時がある。ふっと頬をなで横切っていく風。遠い地の果てから運ばれてきた風。それは爽やかな風なのか?はたまた微量の毒素と血の匂いを含んだ遠 …
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夜野悠のエッセイ「書斎の漂流物」第7回

夜野悠のエッセイ「書斎の漂流物」 第七回◇怪鳥ロプロプとコラージュ―イメージの幻視者マックス・エルンスト 怪鳥ロプロプがわが書斎に降り立ったのは、いつのことだっただろうか。「ロプロプ」とは言うまでもなくシュルレアリスムの巨人マックス・エルンストが創造した …
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