ギャラリー  ときの忘れもの

カテゴリ: 現代版画センターの記録

植田実「美術展のおこぼれ」第47回〜版画の景色 現代版画センターの軌跡

植田実のエッセイ 「美術展のおこぼれ」第47回 「版画の景色―――現代版画センターの軌跡」展 会期:2018年1月16日〜3月25日 会場:埼玉県立近代美術館   50人近い作家による、270点あまりの版画が並ぶ会場である。多彩なのは版画史を追う作品群だからではなく、ある …
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埼玉県立近代美術館「版画の景色 現代版画センターの軌跡」イベント情報

埼玉県立近代美術館の「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展でのイベントのご案内です。 ◆【特別イベント】上映会 ジョナス・メカス監督作品「ウォールデン」 本展の出品者でもあるジョナス・メカスの代表作「ウォールデン」。自在のカメラワークと情感豊かな詩情に満 …
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2月22日はウォーホルと栗山豊の命日です。

埼玉県立近代美術館で開催中の「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展については1月16日のブログに書いた通り、ときの忘れものは作品と資料は提供しましたが、展覧会の企画構成には一切関わっていません。 初日1月16日に伺って何が驚いたかというと、わが子と思っていた作 …
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WEBマガジン[ Colla:J(コラージ)]2月号〜特集「版画の景色 現代版画センターの軌跡」

塩野哲也さん主宰の編集思考室シオング(2006年設立)は、美しい画像と簡潔な文章によるWEBマガジン[ Colla:J(コラージ)]を発行しています。 最新号では埼玉県立近代美術館「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展を取材され、82ページから9ページにわたり特集しています …
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大谷省吾「版画の景色−現代版画センターの軌跡」はなぜ必見の展覧会なのか

「版画の景色−現代版画センターの軌跡」はなぜ必見の展覧会なのか 大谷省吾(東京国立近代美術館美術課長)  以下の文章は、いま埼玉県立近代美術館で開催中の「版画の景色−現代版画センターの軌跡」展をまだご覧になっていない方のために書きました。要するに「ぜひ見 …
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西岡文彦「現代版画センターという景色・第2回 エディションの革新性」

西岡文彦「現代版画センターという景色」(全3回) 第2回 エディションの革新性  現代版画センターで私が関わった忘れられないエディションのひとつに、島州一先生の『筒』(1974)という作品がある。ただし、この作品への関わりは当時修業していた刷師としてではなく、い …
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赤瀬川原平「トマソン黙示録」

ときは今から35年前の1982年4月3日、ところは今もある神田神保町・美学校。 美学校第3回シルクスクリーンプリントシンポジウムのパネル討論会が開催されました。 左から岡部徳三、赤瀬川原平、柏原えつとむ、高橋雅之、堀浩哉、松本旻、 皆さん難しい顔ししていますが、観 …
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嶋吉信「紙にインクがのっている」その先のこと

「紙にインクがのっている」その先のこと 「版画の景色 現代版画センターの軌跡」 会期:2018年1月16日(火)〜3月25日(日) 会場:埼玉県立近代美術館 嶋粼吉信  会場を一巡して多数の版画作品を眺め,あるいは展示資料のページを繰りながら私が思ったのは,日本人は …
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倉垣光孝さんと浪漫堂のポスター

綿貫不二夫さま 令子さま メールありがとうございます。 おとといは、偶然、お会いできて、妻も僕も幸運でした。 現代版画センターのおかげで、アートが身近なものになった、 という人は、僕も含めてたくさんいらっしゃると思います。 1970年代の半ばから、10年とちょっと …
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スタッフたちが見た「版画の景色」埼玉県立近代美術館

埼玉県立近代美術館で開催されている「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展について、先日のブログに書きましたが、エディション総目録・機関誌総目次・11年間の年表作成を少しお手伝いしました。 もっとも入力作業は若いスタッフに丸投げで、彼らは生まれてもいなかった …
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