ギャラリー  ときの忘れもの

001_外観1

カテゴリ: 森下泰輔のエッセイ

森下泰輔「戦後・現代美術事件簿」第6回〜記憶の中の天皇制

森下泰輔のエッセイ「戦後・現代美術事件簿」第6回 「記憶の中の天皇制」  冒頭でご報告です。当連載第4回に登場した増山麗奈がこのたび社民党公認で参院選予定候補者になった。増山は以前から岸本清子とどこか類似点があったと思うのだが、選挙戦に立候補とはまさにシン …
続きを読む
森下泰輔「戦後・現代美術事件簿」第5回〜草間彌生・築地署連行事件

森下泰輔のエッセイ「戦後・現代美術事件簿」第5回 「草間彌生・築地署連行事件」  私は実は草間彌生とはかなり親しかった。  まだフジテレビ・ギャラリーが河田町にあったころ、1982年の「Obsession」展の時にお会いしている。草間は「日本は50年遅れている」と、芸術文 …
続きを読む
森下泰輔「戦後・現代美術事件簿」第4回〜小山哲男、ちだ・ういの暴走

森下泰輔のエッセイ「戦後・現代美術事件簿」第4回 「小山哲男、ちだ・ういの暴走」  60年代は読売アンデパンダン末期にフリーキーな前衛美術家が大挙して登場した時期でもあった。彼らはほどなく美術館やギャラリーを飛び出し、街頭ハプニングに進出した。加藤好弘率いる …
続きを読む
森下泰輔「戦後・現代美術事件簿」第3回〜泡沫芸術家の選挙戦

森下泰輔のエッセイ「戦後・現代美術事件簿」第3回 「泡沫芸術家の選挙戦」  騒動という点では、秋山祐徳太子の都知事選立候補というパフォーマンスがあった。秋山は75年と79年の2度都知事選に立候補している。彼の場合、はじめからハプニングの一種と割り切っていた。実 …
続きを読む
森下泰輔「戦後・現代美術事件簿」第2回〜模型千円札事件

森下泰輔のエッセイ「 戦後・現代美術事件簿」 第2回 「模型千円札事件」  犯罪者同盟の諸富洋治が万引きを咎められ戸塚署で取り調べを受けていたら所持品より「赤い風船あるいは牝狼の夜」がみつかり、吉岡康弘の性器ドアップ写真をみつけられてしまった。  「捜査員が …
続きを読む
森下泰輔「 戦後・現代美術事件簿」第1回〜犯罪者同盟からはじまった

新連載・森下泰輔のエッセイ「 戦後・現代美術事件簿」 第1回 「犯罪者同盟からはじまった」  これから戦後、美術界に起こった事件について書きたいと思う。戦後の美術界のスキャンダルともいえるのは、まず、藤田嗣治の戦争画事件と彼の国外追放があった。内灘闘争や砂川 …
続きを読む
森下泰輔のエッセイ「私の Andy Warhol 体験」 第6回(最終回)

森下泰輔のエッセイ 私のAndy Warhol体験 - その6(最終回)  A.W.がモデルの商業映画に見るA.W.現象からフィクションへBack Again  映画は芸術として残された作品からの解釈のみならず、作家の死後、活動期の作家の人となり、少なくとも世間がいかに見ていたかの例証を …
続きを読む
森下泰輔のエッセイ「私の Andy Warhol 体験」 第5回

森下泰輔のエッセイ 「私のAndy Warhol体験 - その5 アンディ・ウォーホル365日展、1983年まで」 アンディ・ウォーホルは60年代、自己というものを消去する重要ないくつかの行為を行っている。そのひとつは、ジョン・ドゥ (*山田太郎といった匿名的名称。「訴訟で実名不 …
続きを読む
森下泰輔のエッセイ「私の Andy Warhol 体験」 第4回

森下泰輔のエッセイ 「私のAndy Warhol体験 - その4 大丸個展、1974年」 「1955年(*実際は1956年、ウォーホルの勘違い)、私は東京と京都へ行った。それ以来ずっと日本風になろうと努力している。というのも、日本人はシンプルな表現が実にうまいからだ。いま私は日本の …
続きを読む
森下泰輔のエッセイ「私の Andy Warhol 体験」 第3回

森下泰輔のエッセイ 「私のAndy Warhol体験 - その3 情報環境へ」  アンディ・ウォーホルのアーカイブ「タイム・カプセル」という考え方だが、私はこれは彼の芸術観の根本をなす作品行為の一部に位置付けたい。マルセル・デュシャンはレディメイドという考え方を美術史に …
続きを読む